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保険適用の入れ歯と自費の入れ歯
POSTED ON・2019年3月5日 / CATEGORY・ブログ
保険適用の入れ歯と自費の入れ歯
歯科医院で入れ歯をつくる時には、保険適用と自費の2つの選択肢があります。それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらを選ぶかはそれを考慮した上で決める必要があります。まず2つの一番大きな違いは「費用」で、自費は保険適用による費用免除がないため高額になります。その費用の違いが入れ歯の質にも大きく影響し、素材や審美性、使い心地に差を生みます。
保険適用は自己負担の費用が少ない分入れ歯の素材は決まっており、プラスチックしか使用することができません。プラスチックは熱伝導が良くないので、食事に美味しさを感じづらくなってしまう可能性があります。そして、強度や耐久性もそれ程高くはないので、毎日の使用で劣化が見られるようになります。部分入れ歯に関しては、歯にかけるバネ(クラスプ)が金属しか使えず、審美性の低いものになってしまいます。
一方で、自費は費用がかかるぶん、素材の選択肢が豊富で耐久性や機能性の高いセラミックなどの素材も使うことができます。違和感や不快感の少ない素材を選ぶことができるので、使い心地にも差が出ます。また、見た目も自然で自分の歯のように馴染むのも大きな魅力です。しかし、こだわってつくられる分出来上がるまでに時間がかかってしまうことや、万が一壊れた時に修理が難しいという面もあります。