矯正医院の選び方5 | 府中市の歯科 たかすぎ歯科クリニック|府中駅
患者様個人に合った治療計画を提案
矯正医院の選び方5
●矯正歯科を選ぶポイント
④診療体制
毎月、決まった日にちや曜日、あるいは月に1、2回だけ矯正治療を行っているクリニックもあります。こういった場合は、そのクリニックの歯科医が担当するのではなく、その日だけは他から矯正専門の歯科医師に来てもらい、矯正歯科の患者さんに対し診察を行うということが多いようです。一般歯科クリニックで新たに矯正治療を始める際にはこうした導入方法が多いようです。
この導入方法が悪いというわけではありませんが、矯正歯科医師が常勤しているわけではないので、急患対応ができないということが最大の問題点になります。たとえば、ワイヤーが外れてしまったとか、装置が破損した、であるとか何らかのトラブルが発生した場合にすぐには対応してもらえないという事態に陥る可能性があります。そういった場合だと次の診察日まで待つしかありません。
また、診療を1回休んでしまうと、次の診察日まで、翌月の1ヶ月先まで治療が延びてしまいます。それだけ無駄な時間を過ごすことになり、治療期間の延長につながってしまいます。そういった意味では矯正歯科医師にいつでも診てもらうことができる体制が整っている歯科医院の方が安心といえます。
⑤最新知識・情報収集に熱心か
矯正治療に限らずですが、医療は日進月歩で進んでいます。患者さんの負担を軽減し、治療中も生活の質を上げることができる医療を目指して研究が進んでいるのです。薬剤はもとより、装置や機材の開発は目覚ましく、これまで不可能とされてきた治療もどんどん可能になってきています。そういった新しい治療法、技術、知識、情報等について積極的に習得をすることも医師の大事な努めです。患者さんにそういった新しい医療技術を提供する義務があります。しかしながら、そういった新しい情報に疎い担当医であれば、患者さんは旧態依然とした治療で満足していなければなりません。
矯正歯科医師が学会やセミナーに積極的に参加したり、研修会などへの参加も熱心かどうかといったことも判断基準の一つになると思います。
⑥設備が整っているか
特に、嬌正治療とは限りませんが、院内感染防止のための対策をしっかり行っていることも大事なことです。医院内が衛生的であることはもとより、各種の治療器具を消毒・滅菌をしっかり行われているかどうかもチェックポイントになります。完全滅菌システムを導入するなどして、患者さん一人一人に使い捨ての備品を使用しているかどうかなども大事なチェックポイントになります。こうした衛生観念は医療への取り組み姿勢の根本を示すものといえるからです。