一般歯科 | 府中市の歯科 たかすぎ歯科クリニック|府中駅
痛みを取り除く、その歯を生かす治療
歯を極力抜かない治療と
できる限りご自身の歯で噛めるように
一般歯科

他院で抜歯と言われた歯や割れた歯でも
いつもまでもご自身の歯で噛めるようにできることは誰もが望むことだと思います。
当院では「できる限りご自身の歯で噛めるようにする」ことを信念としております。他院で抜歯と言われた歯や割れた歯でも、歯の『移植治療』『再植治療』で残すことも可能な場合もあります。まずはお口の状態を診査させていただくため、ご来院いただき、ご相談ください。
「痛み」こらえる必要はありません。
患者さまが痛みを我慢する必要はありません。まずは手をあげたりして医師へお伝えください。
痛みをコントロールするのも歯科医のやるべきことです。当院では優しい麻酔で不安を解消していき、治療を安心して行えるようにしております。
優しい麻酔とは・・・
まず皮膚表面の感覚を無くすため、表面麻酔を行います。時間をおき、皮膚表面に感覚のないことを確認した後、針のある麻酔をおこなっていきます。これにより麻酔の怖い方でも安心して麻酔を受けていただくことができます。
痛みのある方は必ず診療いたします。
急な痛みが出た場合でも、当日必ず対応いたします。
ご来院前にお電話下さい。できるだけ時間をお待たせしないように対応させていただきます。
初めての治療の方は…
初診時に必要なもの
- 保険証・医療証等を必ずお持ちください。
- 保険証の確認が取れない場合は保険診療として取り扱うことができません。
※治療を受けられた方も月変わりは保険証が必要になります。
※保険証の期限切れにご注意ください。
虫歯とは…
虫歯とは、口腔内の細菌が糖を利用して酸となり、それによって脱灰されて起こる歯の欠損のことです。う蝕された歯ということからう歯ともいわれますが一般的には虫歯といわれています。虫歯は風邪と並んで、年齢を問うことなくどの世代でもかかる一般的な病気です。
歯が生え始めてからの数年は石灰化の速度が低いため虫歯になりやすく、歯冠う蝕は未成年に多く見られます。そして、高齢化と残存歯の増加に伴い、高齢者の根っこのう蝕が増加しています
虫歯の進行度を分類すると、C0、C1、C2、C3、C4と分類されています。症状として、C0は、歯質の不透明感や白斑、色素沈着が認められるが齲窩が確認できない状態のことを言います。
C1エナメル質に限局したう蝕のことをいい、対策次第ではC0に戻すことも可能といわれています。
C2エナメル質の下の象牙質にまで虫歯が進行しています。見た目でも歯に黒い筋がついてきます。冷たいものや熱いものが歯にしみるようになります。う蝕が象牙質に達することにより象牙細管の露出し、初めて歯痛を覚えることがほとんどです。このときの痛みは象牙細管内の痛覚神経終末に対する直接刺激や、象牙細管内の組織液圧力変化による歯髄痛覚神経終末に対する刺激が起こることによるものと言われています。う蝕が歯髄までに到達するまでの過程においては歯髄炎を併発することによる激しい痛みが発生する事があります。歯冠崩壊により菌が歯髄まで到達すると髄腔内圧が下がるため、痛みは一時的に消えます。
C3象牙質の下にある歯随まで虫歯が進行している状態です。歯随には血管や神経が通っているため、かなりの痛みを伴ってきます。歯の表面にも大きな穴があきます。
C4歯茎から上の部分が虫歯によってほとんど溶けている状態です。歯の根元が化膿していたり、歯茎から膿が出てきたりします。痛みもかなりひどくなり、場合よっては頬が腫れてしまうこともあります。歯髄腔が感染した状態を放置し続けると、歯質の崩壊は著しくなり、根まで細菌感染が至る結果となり、歯根膜炎を引き起こすことによる拍動感を伴った鈍痛が生じることがあります。
虫歯の原因
虫歯の原因は、細菌です。代表的な虫歯の原因菌は「ストレプトコッカス・ミュータンス」といい、通称ミュータンス菌と言われています。
細菌のほとんどは歯の表面に付着したのち、糖分と接触した時点で瞬時に酸を作り出します。
まず、口の中の細菌が歯の表面に付着します。細菌は倍々方式で数を増やしていきます。この時点で、歯磨きなどを行い、口の中の清掃を機械的に行えば除去することができます。そして、第二段階として細菌は酸素を使って食べ物などによって取り込まれた糖を分解します。
その後、第三段階として、分解された糖分は様々な代謝を経ていきながら、細菌が分泌する酵素の力を借りて酸と不溶性グルカンを形成します。細菌は自ら産生した酸と不溶性グルカンを温床として、さらにその数を増していきます。
第四段階は、虫歯の第一歩となるエナメル質を脱灰します。産生された酸は、エナメル質表面のカルシウム成分を奪い取っていきます。さらに、酸を内側に閉じ込めるようにその上を新しく作った不溶性グルカンで取り囲みます。
第五段階は、実質欠損です。脱灰が進むとカルシウムイオンが抜けるだけではなく、エナメル質そのものを崩壊することになります。いったんエナメル質が欠損すると自然治癒はできなくなります。このように、細菌のほとんどは歯の表面に付着したのち、糖分と接触した時点で瞬時に酸を作り上げます。
虫歯治療の方法
虫歯の治療方法は虫歯の進行によって治療はさまざまです。しかし、どの虫歯にも共通していえることは、取り除くということです。実質欠損は、穴が開いている状態なので自然治癒は不可能です。
エナメル質の脱灰が僅かで欠損がない場合は、再度石灰化して元の健康なエナメル質に回復することもできますが、一度細菌に犯されてしまった歯はしっかり細菌を除去する必要があります。
C1よく歯磨きをすれば進行を防ぐことができます。16歳未満の子供の場合は、歯の溝にフッ素が入ったシーラントを填塞することもあります。虫歯になる前に歯の溝を埋める予防処置です。この治療は半年ほどでとれてしまうこともあるので、再度填塞が必要になる場合もあります。
C2治療方法は二つにわかれ、小さな虫歯の場合は虫歯の部分を削り、歯と同じ色をした補修材を充填します。これが詰めるという治療です。大きな虫歯の場合は、虫歯の部分を削り、削った部分に銀歯をはめ込みます。
C3歯の神経を取り除くという治療や根っこの治療をする必要があります。神経がある場合は神経を取り除き、根っこの治療をします。神経がない場合は、そのまま歯の根っこの治療をします。どちらもきちんと消毒して根の先がきれいになったら歯髄があった場所に薬を入れて銀歯をかぶせるための土台を作ります。そして、被せるための銀歯の型取りを行います。銀歯は歯全体を覆うタイプのもので、前歯は、前装冠という白い歯のものがあります。どちらも保険が適用されますが、前装冠の白い歯は、表面がプラスチックのため着色や壊れやすくなっています。
C4歯がほとんど溶けてしまっている状態なので、一般的には歯を抜く必要があります。重症に陥る心配もあるため、場合によっては抗生物質を服用することもあります。
